• 本

哲学書簡

光文社古典新訳文庫 KBウ3−2

出版社名 光文社
出版年月 2017年5月
ISBNコード 978-4-334-75354-2
4-334-75354-X
税込価格 1,078円
頁数・縦 362P 16cm

商品内容

要旨

イギリスにおける信教の自由、議会政治を賛美し、ロックの思想、ニュートンの科学などの考察を書簡形式で綴ったヴォルテールの思想の原点。フランス社会の遅れを痛烈に批判し発禁処分にされたことで大ベストセラーとなった。のちの啓蒙思想家たちに大きな影響を与えた初期の代表作。

目次

クエーカーについて
イギリス国教について
長老派について
ソッツィーニ派、アリウス派、反三位一体派について
国会について
統治について
商業について
種痘について
大法官ベーコンについて
ロック氏について〔ほか〕

おすすめコメント

フランスの啓蒙思想家ヴォルテールの書簡形式「イギリス見聞録」。『カンディード』『寛容論』につぐヴォルテール第3弾。

著者紹介

ヴォルテール (ヴォルテール)   Voltaire
1694‐1778。フランスの思想家・作家。パリに生まれる。早くから創作を志し、処女作『エディップ(オイディプス)』(1718年)がコメディー・フランセーズで大成功を収める。決闘騒動でバスティーユに投獄された後、イギリスに亡命。この時の見聞をもとに当時のフランス社会を批判した『哲学書簡』(’34年)を刊行するも、即発禁処分となる。プロイセンのフリードリヒ2世からの招聘をうけるなど、思想・信教・表現の自由や寛容を唱える知識人として、その影響力はヨーロッパ全域に及んだ
斉藤 悦則 (サイトウ ヨシノリ)  
1947年生まれ。元鹿児島県立短期大学教員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)