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演劇に何ができるのか?

出版社名 アルファベータブックス
出版年月 2017年9月
ISBNコード 978-4-86598-036-3
4-86598-036-9
税込価格 2,750円
頁数・縦 376P 21cm

商品内容

要旨

演劇には力がある!生を手探りする若者たちとの演劇、歴史にコミットする演劇、魂の救済のための演劇…。総合芸術ともいわれる演劇の可能性とその意義について、三人の異色の演劇人が語りつくす!

目次

第1章 共に育つための演劇(妹尾伸子(元高校演劇部顧問))(姉妹劇場『マッチ売りの少女』
演劇には力がある―「高校」という現場と演劇の力
「高校演劇」という世界―高校演劇は教育活動か芸術活動か ほか)
第2章 支配を脱するための演劇(嶽本あゆ美(劇作家・演出家、演劇集団「メメントC」主宰))(職業としての演劇人
大逆事件と演劇、そして社会
歴史にコミットする演劇)
第3章 認識と魂の救済のための演劇(堀切和雅(編集者・劇作家・演出家・エッセイスト、劇団「月夜果実店」店主))(睫打つ初日のひかり
バンドとは、「なにをやってもいい」もの
「この世界では、どんなにひどいことだって起こる」 ほか)

著者紹介

妹尾 伸子 (セノオ ノブコ)  
元高校教諭。千葉大学教育学部卒。国語科教諭として公立高校で32年間勤務。その間、学校教育相談(カウンセリング)、生徒会指導部などを中心に担当。部活動は演劇部顧問を長く勤め、部員全員で一本の脚本を書く「生徒集団創作脚本」の手法を確立した
嶽本 あゆ美 (ダケモト アユミ)  
劇作家・演出家。静岡県出身。武蔵野音楽大学卒。1989〜2001年劇団四季技術・演出部。2003年文化庁舞台芸術創作奨励賞佳作、2006年日本劇作家協会新人戯曲賞、2014年文化庁芸術祭優秀賞。川辺川ダム、南京事件、大逆事件等を題材に創作活動を行う。日本劇作家協会会員
堀切 和雅 (ホリキリ カズマサ)  
編集者・劇作家・エッセイスト。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。1984年、劇団「月夜果実店」を結成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)