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ブロックチェーンの未来 金融・産業・社会はどう変わるのか

出版社名 日本経済新聞出版社
出版年月 2017年9月
ISBNコード 978-4-532-35736-8
4-532-35736-5
税込価格 2,200円
頁数・縦 281P 21cm

商品内容

要旨

通貨、金融サービス、契約・取引、IoTなど、経済社会の広範な分野に破壊的なインパクトをもたらす技術、ブロックチェーン。その特徴は?メリットは?課題は何か?各分野でブロックチェーンの応用に実際に取り組んでいる当事者らが執筆に参加。ブロックチェーンの概念、幅広い活用の実態、経済・産業・ビジネス・社会への広範なインパクトを国内外の事例をもとに解説。注目される「スマートコントラスト」の意義と課題を、法的な枠組みとの関係や、経済学の契約理論から明らかにし、学術面も含めた知的関心にも応える。

目次

第1部 ブロックチェーンは社会をどう変えるか(ブロックチェーンの特徴とメリット
ブロックチェーンの実用例 ほか)
第2部 金融はブロックチェーンでどう変わるのか(仮想通貨のこれまでと未来
ブロックチェーン技術/分散型台帳技術をめぐる銀行界の取り組み ほか)
第3部 産業インフラとしてのブロックチェーンの可能性(証券取引の実証実験とスマートコントラクト:成果と課題
エバーレッジャー社、ダイヤモンド市場への挑戦 ほか)
Appendix(未来年表:ブロックチェーンの未来像
「The DAO事件」「Bitfinex事件」から得られる示唆とは ほか)

著者紹介

翁 百合 (オキナ ユリ)  
NIRA総研理事。日本総合研究所副理事長。慶應義塾大学特別招聘教授。京都大学博士(経済学)。日本銀行、産業再生機構産業再生委員、日本総合研究所理事などを経て、2014年より現職。金融審議会委員などの政府委員を多数務める
柳川 範之 (ヤナガワ ノリユキ)  
NIRA総研理事。東京大学大学院経済学研究科教授。東京大学博士(経済学)。専門は契約理論、金融契約。慶應義塾大学経済学部専任講師などを経て、2011年より現職。金融審議会委員などの政府委員を多数歴任
岩下 直行 (イワシタ ナオユキ)  
京都大学公共政策大学院教授。慶應義塾大学経済学部卒業。日本銀行入行後、日銀金融研究所・情報技術研究センター長、日銀金融機構局・金融高度化センター長、日銀経済機構局・FinTechセンター長などを経て、2017年4月より現職。経済産業省FinTech研究会委員などの政府委員を多数歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)