• 本

戸籍アパルトヘイト国家・中国の崩壊

講談社+α新書 777−1C

出版社名 講談社
出版年月 2017年10月
ISBNコード 978-4-06-291506-9
4-06-291506-5
税込価格 946円
頁数・縦 222P 18cm

商品内容

要旨

経済で考えると中国の人口は4億。北部が南部を支配する中国の構造。習近平が絶対に暗殺されないわけ。米価も農民工の賃金も上げぬ理由。共産党が都市住民だけ恐れるわけ。ソ連の失敗に学ばず3隻の空母を。日本の格差の原因は中国の農民工―中国3000年の歴史の必然…9億人の農民奴隷は2020年に蜂起する!

目次

序章 中国奥地の異様な風景(無人のマオタイ村を照らす照明
大物官僚ゆえの桁遺いの無駄遣い ほか)
第1章 九億の農民から搾取する四億の都市住民(来日しても都市住民が農民を搾取
日本の出稼ぎと中国農民工の違い ほか)
第2章 中国人民解放軍が世界一弱い理由(「よい人間は軍人にならない」
武装警察官学校の修学旅行では ほか)
第3章 田中角栄なき中国農民の悲劇(『だれが中国を養うのか?』の錯覚
朱鎔基首相で食料生産減少の背景 ほか)
第4章 アメリカへの挑戦が早めた崩壊(覇権国家が必ず行う行動とは
誰が大統領になっても中国と衝突 ほか)

おすすめコメント

20年以上も中国奥地の農村を研究し、途轍もない貧困を目撃した著者…9億人の貧農を競争力の落ちた4億人の都市住民は養えるのか?

著者紹介

川島 博之 (カワシマ ヒロユキ)  
1953年、東京都に生まれる。東京大学工学博士。東京大学大学院農学生命科学研究科准教授。専門は、環境経済学、開発経済学。2011年には、行政刷新会議ワーキンググループ(提言型政策仕分け)の評価者を務める。1977年、東京水産大学卒業。1983年、東京大学大学院工学系研究科博士課程単位取得のうえ退学。東京大学生産技術研究所助手、農林水産省農業環境技術研究所主任研究官、ロンドン大学客員研究員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)