デジタルエコノミーはいかにして道を誤るか 労働力余剰と人類の富
出版社名 | 東洋経済新報社 |
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出版年月 | 2017年11月 |
ISBNコード |
978-4-492-65480-4
(4-492-65480-1) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 345,17P 20cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 デジタル革命とハイパーグローバリゼーションが進行する現代では、企業や都市、国家にとって「重要なもの」が変化しつつある。そしてその変化が富や労働力の分配に大きな影響を及ぼしているようだ。本書では、その「重要なもの」を「ソーシャル・キャピタル(共有された知識・制度・文化・行動パターン・アイデアなど)」であるとしている。かつては、建物や設備などの物理的資本や人的資本(ヒューマン・キャピタル)が富を生み、その分配をめぐる資本家と労働者の争いがあった。今日ではそれがソーシャル・キャピタルに成り代わっているというのだ。本書では、現場取材と最新のデータ、テクノロジーの歴史などを踏まえながら、企業内、都市間、国家間などにおける富の分配、労働のあり方などを幅広く論じている。著者は英国「エコノミスト」誌シニア・エディター。同誌で世界経済を担当する気鋭の論客である。 |
商品内容
要旨 |
デジタル革命による自動化、グローバリゼーション、スキルの高い少数の人間の生産性向上により、労働力が余る時代となった。私たちはどのように働けばいいのか?子どもの教育はどうすればいいのか?なぜソーシャル・キャピタルの重要性が高まっているのか?現場取材と、最新のデータ、テクノロジーの大転換の歴史を踏まえ、気鋭の論客が21世紀の働き方、政治、富の分配を見通す意欲作。 |
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目次 |
第1部 デジタル革命と労働力の余剰(汎用テクノロジー |
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テクノロジーの進歩で奪われた雇用や富はどうなるのか? イノベーションがもたらす未知の世界に、気鋭のエコノミストが挑む。