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健康格差 あなたの寿命は社会が決める

講談社現代新書 2452

出版社名 講談社
出版年月 2017年11月
ISBNコード 978-4-06-288452-5
4-06-288452-6
税込価格 990円
頁数・縦 196P 18cm

商品内容

要旨

寿命って自己責任ですか?低所得者の死亡率は高所得者より3倍高い。急増する単身高齢者の健康を社会はどう守れるか?なぜ秋田県男性は全国平均に比べて「短命」なのか?健康寿命が東京23区最短レベル・足立区が取り組む画期的プロジェクトとは?老若男女、誰もが当事者になり得る「命と健康」のほんとうの問題。

目次

第1章 すべての世代に迫る「健康格差」(現役世代に迫る危機
高齢者に迫る危機 ほか)
第2章 秋田県男性が短命な「意外な理由」(「不健康な期間」の地域差は最大で3・6年
平均寿命の差を生み出す「食習慣」 ほか)
第3章 イギリスの国家的対策と足立区の挑戦(脳卒中が激減!賢い「健康格差」解消法
塩分はこっそり減らせばわからない ほか)
第4章 「健康格差」解消の鍵は?(ハイリスク・アプローチの限界
ポピュレーション・アプローチの可能性 ほか)
第5章 白熱討論!「健康格差」は自己責任か(「健康=自己責任論」の背景
自己責任論にみる社会の歪み ほか)
第6章 拡大する日本人の「命の格差」

おすすめコメント

所得や家庭環境などにより、自らの健康を維持する最低限の条件が蝕まれる。命の格差とも言うべき「健康格差」の危機的な事態に迫る。