凶宅
角川ホラー文庫 Hみ2−13
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2017年11月 |
ISBNコード |
978-4-04-105611-0
(4-04-105611-X) |
税込価格 | 748円 |
頁数・縦 | 342P 15cm |
書店レビュー
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- 福文堂書店本店 (愛知県名古屋市中区)
主人公は小学生の少年・翔太。
お父さん、お母さん、お姉ちゃん、妹と一緒に、田舎の一軒家に引っ越すところから
物語が始まります。
新しい家に近づくにつれ強くなる厭な感覚。
不自然な宅地造成と、築3年なのに住人がどんどん入れ替わる家。
家の中のいろんな場所に現れる黒い影。
「昨日の夜"ヒヒノ"が来たよ」と言い出す妹。
近所の謎の祠と朽ちた家と気の触れた老婆、、、。
うーん、不気味です。
不気味さのピースがあちらこちらに散りばめられていて、それが少しずつ繋がっていく様が良いです。
そんな不気味さの中で、新しくできた友達との友情がほほえましかったり。
「夏休みの冒険」要素もたっぷりです。
不気味さや「えぇ、、、」な感じや、夏休み感や、
いろんなものがつまっていて、なんとも不思議な読後感でした。(2018年1月22日)
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商品内容
要旨 |
山の中腹に建つ家に引っ越してきた、小学4年生の日比乃翔太。周りの家がどれも未完成でうち棄てられていることに厭な感覚を抱くと、暮らし始めて数日後、幼い妹が妙なことを口にする。この山に棲んでいるモノが、部屋に来たというのだ。それ以降、翔太は家の中で真っ黒な影を目撃するようになる。怪異から逃れるため、過去になにが起きたかを調べ始めた翔太は、前の住人の残した忌まわしい日記を見つけ―。“最凶”の家ホラー。 |
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おすすめコメント
本格ミステリ大賞受賞作家が綴る、最凶の”家”ホラー。 山の中腹に建てられた一軒家に越してきた小学4年生の翔太。引っ越しとともに妙な胸騒ぎを覚えると、身の回りで不可解な出来事が頻発する。翔太は家族を守るため、忌まわしい家の秘密を探り始めるが――。