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北極がなくなる日

出版社名 原書房
出版年月 2017年11月
ISBNコード 978-4-562-05444-2
4-562-05444-1
税込価格 2,640円
頁数・縦 308P 図版16P 20cm

商品内容

要旨

二酸化炭素大量排出、メタンガスの噴出、失われていく北極の氷…いま破壊的に進行しつつある地球温暖化=破滅への道筋を、さまざまな見地から解明する。極地研究の世界的権威による警世のノンフィクション。

目次

はじめに―青い北極海
氷、驚異の結晶
地球の氷の歴史
現代の氷期のサイクル
温室効果
海氷融解がまた始まった
北極の海氷の未来―死のスパイラル
北極のフィードバックの促進効果
北極のメタンガス―現在進行中の大惨事
異様な気象
チムニーの知られざる性質
南極ではなにが起こっているのか
地球の現状
戦闘準備だ

おすすめコメント

「さらば北極」という原題の本書は、極地の海氷研究の第一人者による海氷消失の見通しと地球温暖化に対する警鐘である。地球温暖化が北極海氷消失に及ぼす影響、また海氷消失による影響を、さまざまな見地から検証する。

著者紹介

ワダムズ,ピーター (ワダムズ,ピーター)   Wadhams,Peter
1948年生まれ。1987年〜92年、ケンブリッジ大学スコット極地研究所所長、92年〜2015年、同大学海洋物理学教授。日本の国立極地研究所、米国の海軍大学院、ワシントン大学等での客員教授も務める。W・S・ブルースメダル、極地メダル受賞。王立地理学会のフェロー、フィンランドアカデミーのメンバーでもある
榎本 浩之 (エノモト ヒロユキ)  
北海道大学工学部卒業、筑波大学大学院環境科学研究科、スイス国立工科大学大学院地球科学研究科修了。国立極地研究所副所長(教授)、国際北極環境研究センター長。理学博士(極地気候学)
武藤 崇恵 (ムトウ タカエ)  
英米翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)