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疑惑の科学者たち 盗用・捏造・不正の歴史

出版社名 原書房
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-562-05480-0
4-562-05480-8
税込価格 2,640円
頁数・縦 301P 20cm

商品内容

要旨

歴史に名を残した著名な学者、天才として神格化されている学者でも、現在の基準に照らすと公明正大な人物ばかりでなかった。本書では一八世紀から現代まで、科学にまつわる欺瞞と信じがたい不正の数々を概観する。科学者の知られざる不適切行為から現代のSTAP細胞騒動にいたるまで、人物の評伝、事件の経過、歴史的な背景をコラムや図解とともに紹介する。

目次

1 考古学(カーディフの巨人
ロアタン―国家的な考古学の不正 ほか)
2 生物学と医学(ルイ・パストゥール―伝説と不正のあいだ
オットー・オーヴァーベックの若辺り機器 ほか)
3 遺伝学(グレゴール・メンデルの完璧すぎるエンドウ
シリル・バートと遺伝する知能 ほか)
4 物理学(アインシュタイン―総合の天才?
ルネ・ブロンロのN線)
5 革新的技術(機械仕掛けのトルコ人
夢想家の貴族とテレビ修理屋)
6 進行中の歴史(ヤン・ヘンドリック・シェーン―将来を約束された物理学者のお粗末さ
黄禹錫―クローン作製の英雄 ほか)

おすすめコメント

18世紀から現代まで、科学にまつわる欺瞞と不正の歴史を概観する。有名な科学者の知られざる不適切行為から現代のSTAP細胞騒動にいたるまで、人物の評伝、事件の経過、歴史的な背景をコラムや図解とともに紹介する。

著者紹介

アルプティアン,ジル (アルプティアン,ジル)   Harpoutian,Gilles
科学ジャーナリスト。『知性の世界』(心理学と神経科学に関するレファレンス雑誌)と『科学の世界』(科学の『タイムズ』と称される国際的科学誌『ニュー・サイエンティスト』のフランス語版)を創刊
吉田 春美 (ヨシダ ハルミ)  
上智大学文学部史学科卒業。フランス語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)