闘争の場としての古代史 東アジア史のゆくえ
出版社名 | 岩波書店 |
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出版年月 | 2018年6月 |
ISBNコード |
978-4-00-061276-0
(4-00-061276-X) |
税込価格 | 3,960円 |
頁数・縦 | 401P 20cm |
商品内容
要旨 |
近代以降の歴史研究、とりわけ古代史は、ナショナル・アイデンティティの源泉としての役割を担わされ、現実の政治状況に深く根ざしながら展開されてきた。東アジア地域において、それぞれの「国民国家の物語」を超える古代史像を共有することはいかにすれば可能なのか。朝鮮半島を中心に古代国家の形成過程と地域文化を研究してきた著者が、東アジアの歴史学の未来を展望する。 |
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目次 |
第1部 国民国家の物語(古代史にみる国民国家の物語―日本とアジアを隔てるもの |
おすすめコメント
東アジア地域における歴史認識の共有はいかにすれば可能か。古代史研究の一国史観からの解放の道筋を探る。