• 本

最低賃金1500円がつくる仕事と暮らし 「雇用崩壊」を乗り越える

出版社名 大月書店
出版年月 2018年10月
ISBNコード 978-4-272-31053-1
4-272-31053-4
税込価格 2,200円
頁数・縦 244P 19cm

商品内容

目次

第1章 最低賃金1500円は社会をどう変える―家計補助賃金からリビング・ウェイジへ(日本の最低賃金は、なぜこれほど低いのか?
「ふつうの暮らし」がわかる―生計費調査と最低賃金
女性の貧困は最賃引き上げでどう変わる?
働き手がふつうに生活できる最賃へ―子育て・老後の展望を切りひらく)
第2章 労働市場と働き方の現在〜未来(労働市場はどう変わっているか―非正規就業を中心に
正社員労働の変容と最低賃金―「働き方改革」と関連して
「新産業ビジョン」と最低賃金の意義
公共サービス労働と業種別・職種別最低賃金―保育労働を素材に)
第3章 最低賃金の歴史と思想(日本の労働運動と最低賃金闘争
最低賃金制とナショナル・ミニマム論
政党・労組・論壇は、最低賃金をどう見ているのか?)
第4章 大資本に対する防波堤としての最低賃金―地域経済と中小企業(最賃引き上げと地域内再投資
中小企業も地域経済も元気にする道
全国チェーン店に“おいしい”最賃格差)
終章 社会的危機を救う―最賃1500円と福祉国家型生活保障(座談会 最低賃金を下層社会の現実からとらえ返す
最低賃金と社会保障・教育保障・住宅保障)

おすすめコメント

今、〈最賃1500円運動〉への期待が広がっている。地域経済を元気にする戦略など、その実現が切り開く社会への展望を示す。

著者紹介

後藤 道夫 (ゴトウ ミチオ)  
都留文科大学名誉教授
中澤 秀一 (ナカザワ シュウイチ)  
静岡県立大学短期大学部准教授
木下 武男 (キノシタ タケオ)  
労働社会学者(元昭和女子大学教授)
今野 晴貴 (コンノ ハルキ)  
NPO法人POSSE代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)