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無人化と労働の未来 インダストリー4.0の現場を行く

出版社名 岩波書店
出版年月 2018年11月
ISBNコード 978-4-00-002234-7
4-00-002234-2
税込価格 3,080円
頁数・縦 231P 19cm

商品内容

要旨

“インダストリー4.0”というプロジェクトのもと、ソフトウェア、ロボットとネットワーク化による製造現場の変革を進めてきたドイツ。これまで人間が担ってきた労働は、どんな機械により、どのくらい代替されているのか?様々な分野の現場を丹念に描くとともに、頭脳労働や知能の自動化も視野に入れ、“無人化”により社会が直面する課題を浮き彫りにする。

目次

1 畑からパンになるまで―生産現場をめぐる旅(農家と農作業―その現在
大規模農場にて―技術革新の影響とリスク
コンバインハーベスターが生まれるところ
水車も風車もない製粉場―石臼から全自動へ
現代の「ミル・ドクター」―イノベーションを生む機械メーカー
パンが焼きあがるまで
無人化が進むロジスティクス―始まった技術革命)
2 労働の未来へ(運転手のいない自動車
人に優しい機械を目指して
知能の自動化)

おすすめコメント

第4次産業革命を掲げ、世界に先駆けて製造現場の変革を進めてきたドイツ。現場のレポートとともに、社会的課題を浮き彫りにする。

著者紹介

クルツ,コンスタンツェ (クルツ,コンスタンツェ)   Kurz,Constanze
1974年東ベルリン生まれ。情報学博士。ドイツ・ベルリンに拠点をおくホワイトハットハッカー集団、「カオス・コンピュータ・クラブ」のスポーツクスマンの一人であり、ネット社会の自由と人権保護をテーマとするニュースブログ・プラットフォームnetzpolitik.orgの編集員を務めるほか、フランクフルターアルゲマイネ紙にコラム「マシンルームから」を連載している。ドイツ連邦議会の「インターネットとデジタル社会」調査委員会の技術専門員を務めるなど、デジタル分野での社会貢献が評価され、2013年にテオドーア・ホイス財団賞を受賞
リーガー,フランク (リーガー,フランク)   Rieger,Frank
1971年ブランデンブルク州(旧東ドイツ)生まれ。ドイツのハッカー、コラムニスト、インターネットアクティビスト。通信セキュリティ企業の技術最高責任者(CTO)を務めるほか、「カオス・コンピュータ・クラブ」のスポークスマンの一人でもある。データセキュリティ、ナビゲーションサービス、Eリーディングの分野におけるスタートアップ企業共同設立者としても成功している
木本 栄 (キモト サカエ)  
ロンドン生まれ、ボン大学卒業。訳書多数。ベルリン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)