わたしの城下町 天守閣からみえる戦後の日本
ちくま学芸文庫 キ7−2
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2018年11月 |
ISBNコード |
978-4-480-09893-1
(4-480-09893-3) |
税込価格 | 1,540円 |
頁数・縦 | 415P 15cm |
商品内容
要旨 |
明治を迎えて、都市の要であり幕藩体制の象徴でもあった“城”は無用の長物と化した。取り壊しを生き延びた“城”を次に待っていたのは米軍の空襲だった。失われた“城”を取り戻そうとする動きが全国の城下町で起り、鉄筋コンクリート造の天守閣が林立する。殿様がいなくなってもなお“城”は“お城”だった。日本人はなぜかくも“お城”が好きなのだろう。江戸城を発ち東海道を西へ西へと遙か遠く首里城まで、お城とお城のようなものを訪ね歩く旅。風景のあちこちに立ち現れる“お城”を考える異色の日本近・現代史にして著者の主著ついに文庫化!芸術選奨文部科学大臣賞受賞。 |
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目次 |
宮城から球場へ |