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日産自動車極秘ファイル2300枚 「絶対的権力者」と戦ったある課長の死闘7年間

出版社名 プレジデント社
出版年月 2018年12月
ISBNコード 978-4-8334-2303-8
4-8334-2303-0
税込価格 1,760円
頁数・縦 283P 20cm

商品内容

要旨

カルロス・ゴーンがやってくる一三年前、四半世紀にわたって経営を壟断してきた絶対的権力者・塩路一郎に、たった一人で「義憤」の戦いを挑み、少数の同志とともに、二三万人の労組体制を倒したサラリーマンがいた。その整地された上に成り立ったゴーン統治。それから一九年の歳月が流れ、今度はゴーン自身が絶対的権力者となって会社を壟断した。巨大組織はなぜ、同じ歴史を繰り返すのか?

目次

第1章 日産を蝕む「エイリアン」を倒す
第2章 戦う社長の登場
第3章 古川幸氏の追放劇
第4章 石原政権、最大の危機
第5章 ゲリラ戦の開始
第6章 辞職も覚悟した「佐島マリーナ事件」
第7章 組織戦―最後の戦い
第8章 塩路体制、ついに倒れる
第9章 戦いは何を変え、何を変えなかったか

おすすめコメント

今日の日産の荒廃の根源はこの時すでにあったのか―。 日産自動車の黒歴史に傲然と鎮座した“労働貴族”塩路一郎に闘いを挑んだ1人の社員がいた。それはただ義憤のために―。50,000枚に及ぶ資料をもとについに明かされる日産社内闘争史!

著者紹介

川勝 宣昭 (カワカツ ノリアキ)  
日産自動車にて、生産、広報、全社経営企画、更には技術開発企画から海外営業、現地法人経営者というキャリアを積んだ後、日本電産にスカウト移籍。同社取締役(M&A担当)を経て、永守重信氏の直接指導のもと、日本電産グループ会社の再建に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)