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暗号通貨の経済学 21世紀の貨幣論

講談社選書メチエ 692

出版社名 講談社
出版年月 2019年1月
ISBNコード 978-4-06-514495-4
4-06-514495-7
税込価格 1,650円
頁数・縦 187P 19cm

商品内容

要旨

「お金とは何か」から暗号通貨を捉え直し、ブロックチェーンの可能性をゲーム理論で追究する。ビットコイン、イーサリアム、リップル…暗号通貨(仮想通貨)はいかにして「お金」になるのか。技術・経済・社会の大転換期、この革命的な技術が世界をどう変えるのか、総合的に把握するための一冊。暗号学×経済学=暗号経済学の誕生!RSA暗号・楕円曲線暗号解説も収録。

目次

暗号通貨が世界を変える
1 ビットコインとブロックチェーンの仕組み(暗号はいかにしてお金になるか
ブロックチェーンがもたらす新しい世界
オープンソースvs.プロプライエタリ)
2 お金をめぐる経済学(お金が社会で果たす役割
お金のコントロールはなぜ必要か
お金とは何か、何であるべきか)
3 ブロックチェーンのゲーム理論(ゲーム理論に入門する
ブロックチェーンという均衡
お金はどうして交換手段になるのか
ブロックチェーンが実現するゲーム理論的世界)
公開鍵暗号とハッシュ関数

おすすめコメント

お金の仕組みから暗号通貨を考え、ゲーム理論でブロックチェーンを読む、これからのお金の考え方。暗号学×経済学=暗号経済学入門!

著者紹介

小島 寛之 (コジマ ヒロユキ)  
1958年、東京都生まれ。東京大学理学部数学科卒業。同大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。経済学博士。現在、帝京大学経済学部経済学科教授。数学エッセイストとしても活躍し、複雑な数理の世界へのわかりやすい解説に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)