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図説神と紙の里の未来学 世界性・工芸観光・創造知の集積

出版社名 晃洋書房
出版年月 2019年4月
ISBNコード 978-4-7710-3221-7
4-7710-3221-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 159P 21cm

商品内容

要旨

なぜ神宿る紙の里に世界が注目するのか。神宿る紙の里にも、新しい時代への胎動がある。本書は、Washiの世界性、観光を軸に変貌する世界を描き出し、紙の里の未来を展望。

目次

第1章 変貌する越前和紙の世界の現在(越前和紙の里の過去・現在 和紙の里の職人たち
現代を生きる越前和紙の里 新聞報道の中から
地域和社会の中の新たな胎動
越前和紙の里の未来への挑戦者)
第2章 越前和紙の世界性 アメリカとの対話(アメリカでの和紙文化の展開とその意味
日本発の素材に対する志向性を考える
越前和紙、河合勇、アーツ・アンド・クラフツ運動)
第3章 越前和紙の里 工芸観光の中を生きる困難と可能性(手仕事のまちと観光
職人文化を活かすにはどのような観光が可能か
和紙文化を支える観光を求めて)
第4章 創造知の集積のかたち 神と紙の里の未来の構築のために(越前和紙の里の未来への構想 工芸の里構想から四十年
手仕事の現代化を問う
石川浩さん(理事長)の新たな匠の里の構想
緩やかなつながりとネットワーク
越前和紙の地域的卓越性とは何か
越前和紙の里を未来につなぐ)
終章 神と紙の里の未来へ

著者紹介

杉村 和彦 (スギムラ カズヒコ)  
福井県立大学学術教養センター長。京都大学大学院農学研究科博士課程単位取得。京都大学博士(農学)
山崎 茂雄 (ヤマサキ シゲオ)  
福井県立大学経済学部教授。京都大学経済学部卒・同大学院修了
増田 頼保 (マスダ ヨリヤス)  
画家・和紙造形作家・風車デザイナー。河合勇に師事。6年間スペイン留学。彫刻家Ram´on de Soto氏に師事。2004年「協同組合プロード」が、第3回産学官連携推進功労者『科学技術政策担当大臣賞』を受賞。2010年eco japan cup 2010 eco art部門で準グランプリ受賞。IMADATE ART FIELD(今立現代美術紙展実行委員会)代表、いまだて遊作塾代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)