紛争と和解を考える 集団の心理と行動
心理学叢書
出版社名 | 誠信書房 |
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出版年月 | 2019年8月 |
ISBNコード |
978-4-414-31122-8
(4-414-31122-5) |
税込価格 | 2,640円 |
頁数・縦 | 249P 21cm |
商品内容
要旨 |
紛争をまねく集団心理を暴き出し、和解への希望を探る。憎しみと赦しの深層。実験と実例にもとづく知見の数々がわかる! |
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目次 |
第1章 拡散する敵意―紛争とスケープゴーティング現象 |
おすすめコメント
いまなお紛争は、人類にとっての課題であり続けている。そこには、領土や資源の取り合いだけでなく、人間本性に根ざした原因が隠れているのではないだろうか。心理学は、人を排他的・競争的にさせる集団心理の危うさを、さまざまな実験をつうじて明らかにしてきた。本書には、そうした知見のエッセンスを1冊に凝縮。さらに、謝罪行動をめぐる最新の実験や調査を紹介し、大規模な紛争を経験した旧ユーゴ諸国とルワンダの現況を伝えながら、和解と融和の可能性を考える。