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「国書」の起源 近代日本の古典編成

出版社名 新曜社
出版年月 2019年9月
ISBNコード 978-4-7885-1644-1
4-7885-1644-6
税込価格 3,080円
頁数・縦 238P 21cm

商品内容

要旨

国/文/学のポリティクス。明治中期、帝国憲法体制の構築をにらんで東京大学文学部に急遽付設された「古典講習科」。古典と国家が手を結ぶ、現在までつづく物語は、ここから始まった!

目次

第1章 国学と国文学―東京大学古典講習科の歴史的性格
第2章 漢学の岐路―古典講習科漢書課の位置
第3章 漢文とアジア―岡本監輔の軌跡と企て
第4章 国民文学史の編纂―芳賀矢一の戦略と実績
第5章 国家の文体―近代訓読体の誕生
第6章 『万葉集』の近代―百三十年の総括と展望
関連資料集

著者紹介

品田 悦一 (シナダ ヨシカズ)  
1959年、群馬県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は上代日本文学
齋藤 希史 (サイトウ マレシ)  
1963年、千葉県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程中退。現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は中国古典文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)