マグロの最高峰
NHK出版新書 609
出版社名 | NHK出版 |
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出版年月 | 2019年12月 |
ISBNコード |
978-4-14-088609-0
(4-14-088609-9) |
税込価格 | 990円 |
頁数・縦 | 220P 18cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 新春恒例の話題の一つに、豊洲市場におけるマグロの「初競り」がある。例年高額をつけるのは青森県大間産のクロマグロであり、2020年には史上2番目の1億9320万円(キロ単価70万円)で競り落とされた(過去最高は2019年の3億3360万円)。こうした“最高峰”のマグロは、どのように生まれるのだろうか? 本書では、“日本一のマグロの町”と言われる青森県大間町における「マグロの一本釣り」を皮切りに、競りが行われる豊洲市場(東京都中央卸売市場)や、一流と称される鮨屋など、マグロの産地から消費者の口に入るまでを密着取材。漁師や、市場で品質を見極める競り人、仲買人、そして鮨職人による「最高の仕事」を紹介し、なぜ、大間産などの“最高峰”と呼ばれるマグロが「旨くなる」のか、価値が高くなるのかを探っている。著者はフリーランスのライター。雑誌を中心に90年代から取材記者を始め、新聞・ウェブメディアなどでも記者として活躍。マグロの取材は長く、地方の鮨屋をめぐる「旅鮨」もライフワークとしている。なお、本文における「マグロ」はすべて「本マグロ(クロマグロ)」を指す。 |
商品内容
要旨 |
命を懸けた釣り、ミシュラン三つ星の鮨ネタ、初競りの「三億円」―。マグロをめぐるイメージは、この魚が持つ「人生を変えるほどの旨さ」によって生まれる。豊洲市場で一日に並ぶ二百本のうち二、三本という“マグロの中のマグロ”とは、どんな魚なのか?どんな季節の、どこで獲れた魚の、どの部位が「最高の味」なのか?漁・卸・鮨の各局面に誰よりも通じたライターによる究極の入門書! |
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目次 |
第1章 なぜ「大間の一本釣り」は旨いのか(「大間」とはどこか |
おすすめコメント
日本人を惹きつけてやまないこの“国魚”の最高部位は「腹カミ」と「背ナカ」。ではおいしい産地は? 季節は? そして究極の“いい店”とは?──旨さの秘密を漁師から仲卸・鮨屋にまで密着取材して調べ上げた、読めばすぐにでも食べに行きたくなる「おいしい本」登場! さらには、戦いの檜舞台「初競り」にも密着。果たして「3億円」を超える魚は出るのか?