「大東亜」を建設する 帝国日本の技術とイデオロギー
出版社名 | 人文書院 |
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出版年月 | 2019年12月 |
ISBNコード |
978-4-409-52080-2
(4-409-52080-6) |
税込価格 | 4,950円 |
頁数・縦 | 367P 20cm |
商品内容
要旨 |
アジア・太平洋戦争期、帝国日本の戦時動員のため「技術」という言葉が広範に使用されていた。それは単に科学技術だけではなく、社会全体の統治にもかかわるイデオロギーであった。狂信的な言説が吹き荒れたと思われる時代は、実は科学的・技術的な言説が力を持った時代でもあったのだ。本書では、革新官僚と技術者たちの動向を中心に、満州と中国における巨大建設プロジェクトを詳細に分析しつつ、戦後までをも貫く「技術」言説を思想史的に描き出す。新たな視角から帝国日本の核心に迫る、急逝した気鋭のアメリカ人研究者の遺作となった画期的研究。 |
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目次 |
序説 帝国日本の技術的想像力 |