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歴史としての日教組 上

結成と模索

出版社名 名古屋大学出版会
出版年月 2020年2月
ISBNコード 978-4-8158-0972-0
4-8158-0972-0
税込価格 4,180円
頁数・縦 311,16P 22cm
シリーズ名 歴史としての日教組

商品内容

要旨

過剰な期待と歪んだ批判の狭間で、実像とかけ離れたイメージが作られてきた日教組。膨大な非公開史料や関係者へのインタビューに基づき、学術的にその歴史を徹底検証―。上巻では、戦後の労働運動での立ち位置から、独自の教育理念や「教師の倫理綱領」の作成まで、初期の模索を跡づける。

目次

第1部 結成と模索(日教組の歴史を検証する
総評結成前の立ち位置の選択
一九四九年度中央執行委員の分類
労働戦線分裂と政治情勢変化の中で
法的地位の変化とその影響
マッカーサー書簡、政令二〇一号と日教組
スローガン「教え子を再び戦場に送るな」の誕生
「教師の倫理綱領」の作成過程
結論に代えて)

著者紹介

広田 照幸 (ヒロタ テルユキ)  
1959年生まれ。1988年東京大学大学院教育学研究科修了。南山大学文学部助教授、東京大学大学院教育学研究科教授などを経て、日本大学文理学部教授、日本教育学会会長。著書『陸軍将校の教育社会史』(世織書房、1977年、サントリー学芸賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)