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團藤重光研究 法思想・立法論、最高裁判事時代

龍谷大学社会科学研究所叢書 第128巻

出版社名 日本評論社
出版年月 2020年2月
ISBNコード 978-4-535-52471-2
4-535-52471-8
税込価格 6,600円
頁数・縦 337P 22cm

商品内容

目次

團藤重光研究の意義と本書の概要
第1部 團藤重光の法思想・立法論(法学教育史から見る法制史についての一考察―東京帝国大学生・團藤重光の受講ノートをたよりに
満蒙問題と團藤重光―團藤文庫所蔵「蒙古聯合自治政府」法制関連資料の紹介
東大と防空―團藤重光と東京帝国大学特設防護団法学部団
法学の研究動員と團藤重光―戦時下の学術研究会議を中心として
改正刑法準備草案と團藤―名誉に対する罪をめぐる戦前・戦後の刑法改正事業
團藤重光の人格責任論―その形成過程に着目して
昭和28年刑事訴訟法改正と團藤重光
團藤文庫『警察監獄学校設立始末』から見えてくるもの―明治32年・警察監獄学校の設立経緯)
第2部 最高裁判事としての團藤重光(最高裁判例の形成過程と團藤重光文書―国公法違反被告事件(大坪事件と猿払事件)をめぐって
学者としての良心と裁判官としての良心―共謀共同正犯についての團藤意見を中心として
凶器準備集合罪の法益と團藤補足意見―1983(昭和58)年6月23日最高裁第一小法廷判決
迅速な裁判を受ける権利の保障をめぐって―多数意見と團藤少数意見
流山事件最高裁決定と團藤重光補足意見の意義と特徴)

著者紹介

福島 至 (フクシマ イタル)  
龍谷大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)