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よそ者たちの愛

エクス・リブリス

出版社名 白水社
出版年月 2020年4月
ISBNコード 978-4-560-09061-9
4-560-09061-0
税込価格 3,190円
頁数・縦 276P 20cm

商品内容

要旨

孤独や言い知れぬ閉塞感を抱えながら、都市の片隅で不器用に生きる人々。どこにでも、誰のなかにも存在する“よそ者”たちの様々な思いを描く。ハンガリー系ドイツ語作家によるほろ苦くも胸に沁みる十の物語。ブレーメン文学賞受賞作品。ドイツ語文学の最高賞、ビューヒナー賞受賞作家による短篇集。

おすすめコメント

この世界になじめずに都市の片隅で不器用に生きる人びと。どこにでも、誰のなかにも存在する<よそ者>たちの様々な思いを描く短篇集。

著者紹介

モーラ,テレツィア (モーラ,テレツィア)   Mora,Ter´ezia
1971年、オーストリア国境に近いハンガリーの町ショプロン生まれ。ドイツ語を話すマイノリティの家庭で、ハンガリー語・ドイツ語の二か国語を母語として育つ。1990年にドイツに移住、フンボルト大学で演劇学とハンガリー文学を修める。デビュー作の短篇集『奇妙なマテリアル』(1999年)中の一篇でバッハマン賞、初の長篇『日々』(2004年)でライプツィヒ・ブックフェア文学賞、長篇三部作の第二作『怪物』(2013年)でドイツ書籍賞など、多数の文学賞を受賞。2018年、作家としての活動に対しドイツ語文学の最高賞であるビューヒナー賞が与えられた。『よそ者たちの愛』もブレーメン文学賞を受賞している。ハンガリー文学のドイツ語翻訳者としても高名
鈴木 仁子 (スズキ ヒトコ)  
1956年生まれ。名古屋大学大学院博士課程前期中退。椙山女学園大学教員。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)