書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 自動車産業は裾野が広く、多くの雇用を生み、グローバル展開する、日本の戦略産業の一つである。なかでもトヨタ自動車は、“失われた30年”といわれる平成の間に、国内企業で最も時価総額を伸ばした企業だ。そのトヨタの発展を強力なリーダーシップで牽引してきたのが、現社長の豊田章男氏である。本書は、徹底した取材や資料に基づき、豊田氏の半生を追ったビジネス・ノンフィクション。リーマン・ショック後の大赤字のなか、世襲批判を浴びながら社長の座に就いた。直後から、米国を発端とする大規模リコール問題、東日本大震災など数々の危機に見舞われる。しかし、彼はそれらの危機を乗り越え、むしろ糧としてトヨタを成長させてきた。著者は、経済、経営など幅広いテーマを手掛けるジャーナリスト。長年の取材経験に裏打ちされた企業論、組織論、人事論などを60冊を超える著書で展開している。なお、本書は雑誌「週刊東洋経済」の連載に大幅加筆修正したものである。 |
商品内容
要旨 |
トヨタを牽引する男は何を見ているのか。知られざる内面に初めて迫るビジネス・ノンフィクション。 |
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目次 |
第1部 人間(原質―いかに育ったのか |