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いつになったら宇宙エレベーターで月に行けて、3Dプリンターで臓器が作れるんだい!? 気になる最先端テクノロジー10のゆくえ

出版社名 化学同人
出版年月 2020年4月
ISBNコード 978-4-7598-2035-5
4-7598-2035-3
税込価格 3,080円
頁数・縦 407P 19cm

商品内容

要旨

ニュースに出てきたあの科学技術はいまどこまで進んでいるのか。宇宙・モノ・人体の「もうすぐ実現するかも」を徹底解説!

目次

イントロダクション―もうすぐかも。「かも」を強調している点に注意
1 「宇宙」のもうすぐかも!?(宇宙へ安く行ける方法―最後のフロンティアはメチャクチャお金がかかるぞ
小惑星採掘―太陽系の「がらくた」置き場あさり)
2 「モノ」のもうすぐかも!?(核融合エネルギー―太陽の動力源なのはいいとして、うちのトースターは動かせるわけ?
プログラム可能な素材―あなたのモノが、どんなモノにでもなっちゃうとしたら?
ロボットによる建設―金属製の召使いよ、私のために娯楽室を作るのだ!
拡張現実―現実を修正したいときの代替手段
合成生物学―フランケンシュタインみたいなモンスターだけど、薬や工業材料をせっせと作るんです)
3 「人体」のもうすぐかも!?(プレシジョン・メディシン―あなたのおかしなところすべてを統計的手法で
バイオプリンティング―新しい肝臓がすぐに印刷できるのに、どうしてマルガリータ7杯でやめちゃうわけ?
脳‐コンピューター・インターフェース―40億年にわたって進化してきたのに、鍵を置いた場所をいまだに忘れるので)
もうすぐではないかもしれないもの―またの名を「失われた章の墓場」

おすすめコメント

新しい科学技術が誕生し,近いうちに実用化されるのではいうニュースを,よく見聞きするだろう.しかし,その後どうなったかを知らされることはほとんどないのでは.実際,予想とおりになるものは少なく,多くの予測は誤りとなる.つまり,言いっぱなしの状況だ.それでよいのか.この本では,「宇宙エレベーター」「核融合エネルギー」「臓器プリンター」「ロボットによる建設」といった最新科学技術をとりあげ,それらが「現状どうなっているか」「なぜ実現できていないか」「今後どうなるか」を解説する

著者紹介

ウィーナースミス,ケリー (ウィーナースミス,ケリー)   Weinersmith,Kelly
ライス大学・生物科学非常勤教員。寄宿者を操る寄生生物を研究。人気トップ20に入る科学ポッドキャストを運営
ウィーナースミス,ザック (ウィーナースミス,ザック)   Weinersmith,Zach
マニアックな人気ウェブコミック「サタデー・モーニング・ブレックファースト」の一コマ漫画家。『エコノミスト』『ウォール・ストリート・ジャーナル』『フォーブス』各誌、「サイエンスフライデー」やCNNの番組でも活躍
中川 泉 (ナカガワ イズミ)  
翻訳家。札幌市出身。大阪外国語大学英語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)