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全体史へ《山口啓二の仕事》 読む解く学ぶ日本近世史

出版社名 山川出版社
出版年月 2020年5月
ISBNコード 978-4-634-59304-6
4-634-59304-1
税込価格 2,200円
頁数・縦 164,14,10P 21cm

商品内容

要旨

いま、日本近世史研究をリードした山口啓二の仕事から、全体史への眼差しと方法を学ぶ。古典となる二つの論文を読み解き、歴史資料への向き合い方や、民衆の視座から日本近世の全体史をみとおす研究法を学び、いま取り組むべき新たな課題を考える。

目次

1部 山口啓二を読む(近世初期秋田藩における鉱山町―院内銀山を中心に
秋田藩成立期の藩財政)
2部 史料を読み解く(解説1 梅津政景日記について
解説2 院内銀山について
史料研究ノート1 院内銀山町の商いと町定
史料研究ノート2 「領内の上方」と年貢米処理)
3部 山口啓二に学ぶ(院内銀山の都市社会史研究に学ぶ
藩政史研究の原点)

おすすめコメント

戦後の日本近世史研究をリードした山口啓二の仕事から、古典となる二つの論文を精緻に読み解き、歴史資料への向き合い方、民衆の視座から近世の全体史をみとおす研究法を学び、いま、取り組むべき新たな課題を 模索する。

著者紹介

吉田 伸之 (ヨシダ ノブユキ)  
1947年に生まれる。1975年、東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。現在、東京大学名誉教授
森下 徹 (モリシタ トオル)  
1963年に生まれる。1993年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在、山口大学教育学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)