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リベラリズム失われた歴史と現在

出版社名 青土社
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-7917-7291-9
4-7917-7291-1
税込価格 3,740円
頁数・縦 369,22P 21cm

商品内容

要旨

リベラリズムは終わらない。道徳的価値への献身、他者に対する寛大さと慈善、社会の連帯への寄与―人種や性の差を問わないリベラリズムとは?古代ローマから現代に至るリベラリズムの展開を、イギリス、フランス、ドイツ、アメリカを主たる舞台として描き出す。詳細な訳者解説付き。

目次

第1章 リベラルであるとはどんな意味か―キケロからラファイエットまで
第2章 フランス革命とリベラリズムの起源 一七八九‐一八三〇年
第3章 リベラリズム、デモクラシー、現れ始めた社会問題 一八三〇‐四八年
第4章 「徳性」という問い
第5章 カエサリズムとリベラル・デモクラシー―ナポレオン三世、リンカン、グラッドストンおよびビスマルク
第6章 教育を世俗化するための闘い
第7章 二つのリベラリズム―新旧
第8章 リベラリズムはアメリカ的信条となった

著者紹介

ローゼンブラット,ヘレナ (ローゼンブラット,ヘレナ)   Rosenblatt,Helena
ニューヨーク市立大学教授。歴史学、政治学、フランス学専攻。コロンビア大学より博士号取得
三牧 聖子 (ミマキ セイコ)  
高崎経済大学経済学部准教授。アメリカ外交・平和運動研究。1981年生まれ、2012年東京大学大学院総合文化研究科より博士号取得。主な著書など=『戦争遺法化運動の時代―「危機の20年」のアメリカ国際関係思想』(名古屋大学出版会、2014年、アメリカ学会清水博賞)、ほか
川上 洋平 (カワカミ ヨウヘイ)  
専修大学法学部准教授。西洋政治思想史専攻。1979年生まれ、2011年慶應義塾大学大学院法学研究科より博士号取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)