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浮世絵の解剖図鑑 江戸の暮らしがよく分かる

出版社名 エクスナレッジ
出版年月 2020年9月
ISBNコード 978-4-7678-2784-1
4-7678-2784-1
税込価格 1,760円
頁数・縦 159P 21cm

商品内容

要旨

浮世絵をのぞいてみると誇張や偏り、遊びはありますが「物質的には裕福ではないが平和で幸せそうな人たち」の住むお江戸の姿が見えてきます。浮世絵に隠された秘密の暗号を読み解く。

目次

序章 5分で分かる浮世絵(浮世絵とは何のこと?
浮世絵はオールジャンル、何でもあり ほか)
第1章 銀座線でめぐる江戸(江戸はずれの田舎町・渋谷『冨嶽三十六景 隠田の水車』
富士見なら青山・竜岩寺『冨嶽三十六景 青山円座松』 ほか)
第2章 江戸の暮らしが分かる(肉だって「いやだいやだ」と薬食い『名所江戸百景 びくにはし雪中』
世界の和食・お寿司の原点『縞揃女弁慶 安宅の松』 ほか)
第3章 季節でめぐる江戸(お江戸の元日はゆっくり寝正月『東都名所 州崎初日の出の図』
お花見は婚活女子の勝負の場『三囲神社の御開帳 向島の花見』 ほか)

出版社・メーカーコメント

浮世絵は安定した人気を誇る身近なアートですが、実際に一つひとつの絵にどんな意味があるのか、絵からどのようなことが読み取れるのかまで、知っている人は少ないはずです。そこで本書では、60枚以上の浮世絵について、それぞれの見かた、そこからわかる江戸時代の暮らし(町並み、風俗や習慣、考え方や感覚、食事、職業や商売、信仰、流行、娯楽、ファッション、旅行、年中行事etc.)まで掘り下げて、解剖図鑑シリーズならではのイラスト図解で、徹底解剖していきます。 読めば浮世絵を見る目が一変すること間違いなしの一冊です。

著者紹介

牧野 健太郎 (マキノ ケンタロウ)  
ボストン美術館とNHKプロモーションが共同制作した浮世絵デジタル化プロジェクトの日本側責任者。公益財団法人日本ユネスコ協会連盟評議員、NHKプロモーション・プロデューサー、東横イン文化担当役員。浮世絵からお江戸にタイムスリップするような講演を各所で行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)