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安倍政権時代 空疎な7年8カ月

出版社名 花伝社
出版年月 2020年10月
ISBNコード 978-4-7634-0942-3
4-7634-0942-5
税込価格 1,650円
頁数・縦 316P 19cm

商品内容

要旨

安倍政権とは何であったか―歴代最長の政権は、史上最悪の政権ではなかったのか?アベノミクス、外交、安全保障、憲法改正、拉致問題、北方領土問題、働き方改革、そしてコロナ対策…あらゆる分野の課題を“やってる感”だけで乗り切り、数々の疑惑を解明しないまま突如辞任した内閣総理大臣・安倍晋三。21世紀の衰退する大国に現れた彼は、「亡国の総理」としてその名を歴史に刻むのか―安倍政権を見つめ直す―同時進行ドキュメント。

目次

低姿勢でスタートもたちまち馬脚を露わした第2次安倍政権
最初から「失敗」が約束されていたアベノミクス
外遊の回数は史上最多でも外交の成果が何もないという不思議
「やってるふり」だけで前進しなかった拉致問題の18年間
「集団的自衛権」という地雷原に踏み込んでしまった無自覚
「オール沖縄」の民意を蹴散らし基地建設を強行した安倍官邸
平成天皇も憂慮した安倍の前時代的国家観・憲法観
日本の食と農を米国に売り飛ばす「農政改革」と「農協潰し」
福島原発の処理をできないまま原発再稼働を進める支離滅裂
疑惑追及を恐れて国会を閉じてしまう安倍忖度政治
公明党の「平和の党」という看板は偽りだったのか
野党が大きくまとまって再び「政権交代」を迫る日は来るのか
コロナ禍でごまかしようがなくなった安倍政権の黄昏

著者紹介

高野 孟 (タカノ ハジメ)  
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時にニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。94年に(株)ウェブキャスターを設立、日本初のインターネットによる日英両文のオンライン週刊誌『東京万華鏡』を創刊。08年に“THE JOURNAL”に改名し、半農半ジャーナリストとしてインサイダーを主コンテンツとする週刊メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を発信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)