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新危機の20年 プーチン政治史

朝日選書 1014

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2020年10月
ISBNコード 978-4-02-263101-5
4-02-263101-5
税込価格 1,870円
頁数・縦 334,25P 19cm

商品内容

要旨

「永遠のプーチン」―。憲法改正により、最長2036年までの続投も可能になったロシアのウラジーミル・プーチン大統領。1985年にペレストロイカが始まって以来、同時代としてのソ連の改革と崩壊、ロシア連邦の転換を追いかけてきた著者が、2000年から2020年までのプーチン統治のもとのロシア連邦を、主としてロシア政治史、特に内政と外交との連繋という視点から記述する決定版。この100年間に、革命的ロシア、独裁的ロシア、改革的ロシア、自由主義的ロシアと種々の相貌をもって現れたロシアは、21世紀のプーチンのもとでは保守と安定とを求める心性にこたえてきたが、これからはどうなるのか。ロシアはいったいどこへ行くのか―。

目次

第1章 エリツィン時代の終わり
第2章 プーチン体制―形成期
第3章 プーチン二期(2004‐08)
第4章 タンデム
第5章 プーチン2とウクライナ危機
第6章 プーチンと保守的ロシア
第7章 2018年以降の課題
終わりに―コロナウイルス危機と憲法改正の行方

出版社・メーカーコメント

冷戦後最悪の米ロ関係、中ロ接近と米中の「新冷戦」――。コロナ後の世界秩序をどう構想すべきか? 7月の国民投票で2036年まで続投可能になったロシアのプーチン大統領。この20年のロシア政治史を内政と外交との連繋から記述する。

著者紹介

下斗米 伸夫 (シモトマイ ノブオ)  
1948年、北海道札幌市生まれ。法政大学法学部名誉教授。神奈川大学特別招聘教授。東京大学大学院法学政治学研究科修了(法学博士)。朝日新聞客員論説委員(1999‐2002)、日露賢人会議成員(2004‐2006)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)