生まれてこないほうが良かったのか? 生命の哲学へ!
筑摩選書 0197
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2020年10月 |
ISBNコード |
978-4-480-01715-4
(4-480-01715-1) |
税込価格 | 2,090円 |
頁数・縦 | 353P 19cm |
商品内容
要旨 |
「生まれてこないほうがよかった」という思想は、人類二五〇〇年の歴史をもつ。本書では、古代ギリシアの文学、古代インドの宗教哲学、ブッダの原始仏教、ゲーテやショーペンハウアー、ニーチェなど近代の文学と哲学、そして「誕生害悪論」を説くベネターら現代の分析哲学を取り上げ、徹底的に考察。人間がこの世に生まれてくることは誤りであり、生まれてこないようにしたほうがよいとする反出生主義を世界思想史の中に位置づけ、その超克の道を探っていく。反出生主義の全体像が分かる本邦初の書である。 |
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目次 |
第1章 「おまえは生きなければならない!」 |
出版社・メーカーコメント
自分が生まれてきたことを否定する思想は、長い歴史を持つ。古今東西の哲学・思想、文学を往還し、この思想を徹底検証。その超克を図る「生命の哲学」の試み!