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細胞とはなんだろう 「生命が宿る最小単位」のからくり

ブルーバックス B−2154

出版社名 講談社
出版年月 2020年10月
ISBNコード 978-4-06-521566-1
4-06-521566-8
税込価格 1,100円
頁数・縦 254P 18cm

商品内容

要旨

巨大生物も微生物も、単細胞生物も多細胞生物も、あらゆる生物は細胞からできている。脂質の膜で覆われたその内部では、いったい何が起きているのか?DNAを格納し、増殖の場となる。タンパク質をつくり出し、生命現象の舞台となる。そして、ウイルスが感染し、病気を生じさせる現場にも…。5つの主要パーツのしくみとはたらきを徹底的に掘り下げながら、生物に最も近い存在=ウイルスの視点も交えて語る新たな生命像。

目次

プロローグ 細胞とはなんだろう
第1章 細胞膜―細胞を形づくる「脂質二重層」の秘密
第2章 リボソーム―生命の必須条件を支える最重要粒子
第3章 ミトコンドリア―数奇な運命をたどった「元」生物
第4章 細胞内膜系―ウイルスに悪用される輸送システム
第5章 細胞核―寄生者が生み出した真核細胞の司令塔

出版社・メーカーコメント

生物の基本単位を侵入者=ウイルスの視点から見てみると…?実は細胞は、ウイルスのために存在していた!?生命観がガラリと変わる!

著者紹介

武村 政春 (タケムラ マサハル)  
1969年、三重県津市生まれ。1998年、名古屋大学大学院医学研究科修了。医学博士。名古屋大学助手等を経て、東京理科大学理学部第一部教授。専門は、巨大ウイルス学、生物教育学、分子生物学、細胞進化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)