• 本

資本主義から脱却せよ 貨幣を人びとの手に取り戻す

光文社新書 1119

出版社名 光文社
出版年月 2021年3月
ISBNコード 978-4-334-04526-5
4-334-04526-X
税込価格 1,012円
頁数・縦 290P 18cm

商品内容

要旨

“経済の仕組み”に問題がある。経済学の論客二人と不安定ワーカーが問う。私たちが、いま発明すべき「新しいストーリー」とは?

目次

プロローグ 私たちの「借金」とは何か?
そもそも、お金とは何か?
債務棒引き制度はなぜ、どの程度必要か
現代資本主義の問題点
私たちは何を取り戻すべきなのか
銀行中心の貨幣制度から国民中心の貨幣制度へ
信用創造を廃止し、貨幣発行を公有化する
「すべての人びと」が恩恵を受ける経済のあり方とは?
淘汰と緊縮へのコロナショックドクトリン
「選択の自由」の罠からの解放
「考える私」「感じる私」にとっての選択
脱労働社会における人間の価値について
不平等の拡大と個人空間化

著者紹介

松尾 匡 (マツオ タダス)  
1964年、石川県生まれ。’87年、金沢大学経済学部卒業。’92年、神戸大学大学院経済学研究科博士課程後期課程修了。経済学博士。久留米大学経済学部教授を経て、2008年、立命館大学経済学部教授
井上 智洋 (イノウエ トモヒロ)  
駒澤大学経済学部准教授。経済学者。慶應義塾大学環境情報学部卒業。IT企業勤務を経て早稲田大学大学院経済学研究科に入学。同大学院にて博士(経済学)を取得。2017年から現職。専門はマクロ経済学、貨幣経済理論、成長理論。人工知能と経済学の関係を研究するパイオニア
高橋 真矢 (タカハシ マヤ)  
兵庫県生まれ。高校中退、高卒認定(旧大検)取得、夜間学部大学卒業。現役不安定ワーカー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)