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新L型経済 コロナ後の日本を立て直す

角川新書 K−353

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2021年4月
ISBNコード 978-4-04-082391-1
4-04-082391-5
税込価格 990円
頁数・縦 254P 18cm

商品内容

要旨

コロナを機とし、「昭和モデル」と決別せよ!グローバル企業による大きな雇用が望めない時代には、地域経済の復活こそが日本再生のカギを握る。地方に巣食う「ゾンビ企業」を排し、社会に不可欠な仕事を担う人々=エッセンシャルワーカーが「新中産階級」として稼げる真に豊かな社会への道筋とは。数々の企業再生を手掛けてきたローカル経済のプロフェッショナルである冨山和彦が田原総一朗と語る。

目次

はじめに―日本再生のカギは現場にある
第1章 観光立国構想の蹉跌―コロナ禍がもたらした経済の停滞
第2章 グローバルIT企業は雇用を生まない―日本経済はなぜ行き詰まったのか
第3章 まず三〇万人都市を再生させよ―地方創生のカギは限界集落ではない
第4章 「ゾンビ企業」退場のためのシナリオ―地方経済の新陳代謝をうながすために
第5章 多様性が経営を強くする―日本を牽引する人材をどう育てるか
おわりに―エッセンシャルワーカーが地方創生を牽引する

出版社・メーカーコメント

コロナを機とし、「昭和モデル」と決別せよ! 日本社会再生へのビジョン。地域経済の復活こそが日本再生のカギを握る! 地方に巣食う昭和な経営の企業を排し、エッセンシャルワーカーが稼げる真に豊かな社会に向けた道筋を、数々の企業再生を手掛けてきた冨山和彦が田原総一朗と語る。

著者紹介

冨山 和彦 (トヤマ カズヒコ)  
日本共創プラットフォーム代表取締役社長、経営共創基盤(IGPI)グループ会長。1960年和歌山県生まれ。東京大学法学部卒。在学中に司法試験合格。スタンフォード大学経営学修士(MBA)。ボストンコンサルティンググループ、コーポレイトディレクション代表取締役を経て、産業再生機構COOに就任。カネボウなどを再建。解散後の2007年、IGPIを設立。数多くの企業の経営改革や成長支援に携わる
田原 総一朗 (タハラ ソウイチロウ)  
ジャーナリスト。1934年滋賀県生まれ。早稲田大学文学部卒。岩波映画製作所を経て、64年東京12チャンネル(現テレビ東京)に開局とともに入社。77年フリーに。テレビ朝日系「朝まで生テレビ!」「サンデープロジェクト」でテレビジャーナリズムの新しい地平を拓く。87歳を迎える今でも活字と放送の両メディアにわたり精力的な評論活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)