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真説・佐山サトル タイガーマスクと呼ばれた男

集英社文庫 た89−2

出版社名 集英社
出版年月 2021年4月
ISBNコード 978-4-08-744238-0
4-08-744238-1
税込価格 1,188円
頁数・縦 604P 16cm

商品内容

要旨

プロレス史上最高のスター・タイガーマスク。佐山サトルはいかにしてその座に就き、そして離れたのか。謎として語り継がれるプロレス時代の「事件」の真相。総合格闘技の先駆者として生み出した「修斗」との訣別の理由。本人をはじめ親族から大物格闘家まで、膨大かつ濃密な取材で佐山サトルの本質に迫る。業界最大のタブーと言われる「孤高の虎」に正面からぶつかった、覚悟のノンフィクション。

目次

プロローグ 佐山サトルへの挑戦状
父親のシベリア抑留
プロレス狂いの少年
ガチンコの練習
『格闘技大戦争』
サミー・リー、イギリスを席巻
タイガーマスク誕生
結婚とクーデター
電撃引退
“格闘プロレス”UWF
真説・スーパータイガー対前田日明
佐山サトルの“影”
初代シューターたちの苦闘
バーリ・トゥードの衝撃
ヒクソン・グレイシーと中井裕樹
修斗との訣別

出版社・メーカーコメント

プロレス界最大のアンタッチャブル――総合格闘技を創ったタイガーマスクの真実!1980年代前半、全国のちびっ子を魅了し、アントニオ猪木を凌ぐ新日本プロレスのドル箱レスラーとなったタイガーマスクは、なぜ人気絶頂のまま2年4ヵ月で引退したのか?UWFにおける前田日明との“不穏試合Wでは何が起きていたのか? 自身が創設した総合格闘技「修斗」と訣別した理由は?現在も「21世紀の精神武道」へのあくなき追求を続ける佐山サトルは、その先進性ゆえに周囲との軋轢を生み、誤解されることも多かった。謎多きその素顔に『真説・長州力』の田崎健太が迫る。佐山サトル本人への長期取材に加え、前田日明、長州力、藤原喜明、中井祐樹、朝日昇ら多数のプロレスラー、格闘家、関係者の証言で綴る超重厚ノンフィクション。“孤高の虎Wの真実が今、明かされる!

著者紹介

田崎 健太 (タザキ ケンタ)  
1968年、京都府生まれ。早稲田大学法学部卒業。小学館に入社し『週刊ポスト』編集部などを経て99年末に退社しノンフィクション作家として独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)