魔軍跳梁
創元推理文庫 Fあ2−2 赤江瀑アラベスク 2
出版社名 | 東京創元社 |
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出版年月 | 2021年4月 |
ISBNコード |
978-4-488-50505-9
(4-488-50505-8) |
税込価格 | 1,540円 |
頁数・縦 | 563P 15cm |
商品内容
要旨 |
不世出の作家が幻視した、人と魔の織りなす情念の世界。嵯峨の野の奥、化野の呼ばれる風葬の地で、孤独な女の前に現れた二人の美童の幻影―過去の愛憎への妄執と極限の恋を描いた「花曝れ首」。老いた閨秀画家と料亭の先代女将、幼なじみの二人を結ぶ絆と相克を描く「隠れ川」ほか、第二巻には半数以上が文庫初収録となる十七の幻想怪奇短編に加え、エッセイ十四編を併載する。 |
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目次 |
花曝れ首 |
出版社・メーカーコメント
『好いた男とみる修羅や、おちる地獄や。おちとみやす』――嵯峨の地獄野。化野とも呼ばれる地で現世に背を向けて孤独に暮らす篠子の前に現れた二人の美童の幻。過去からよみがえる愛憎と妄執が苛烈な印象を残す名作「花曝れ首」ほか、人と魔の織りなす情念の世界を練達の筆で描き出す不世出の作家による傑作十七編を収録する。文庫初収録作品多数。