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姫君の賦 千姫流流

PHP文芸文庫 た8−2

出版社名 PHP研究所
出版年月 2021年5月
ISBNコード 978-4-569-90121-3
4-569-90121-2
税込価格 1,012円
頁数・縦 473P 15cm

商品内容

要旨

戦国最後の姫―徳川家康の孫で、二代将軍・秀忠の娘、千姫。天下の泰平のため、幼くして大坂の豊臣秀頼のもとへ嫁ぐが、徳川、豊臣の争いを止めることはできなかった。そして大坂城落城。その後、再嫁した本多忠刻の愛に包まれて穏やかな日々が訪れたかに思えたが、豊臣の影がどこまでもつきまとう…。動乱の時代における“姫”という存在の悲哀を、千姫の波瀾の生涯を通して描き切った著者渾身の長編小説。

出版社・メーカーコメント

千姫の人生は、大坂城落城から始まった――愛する人との出会いと別れ、そして将軍の姉として……凛として生きた千姫の生涯を描く。

著者紹介

玉岡 かおる (タマオカ カオル)  
1956年、兵庫県生まれ。神戸女学院大学卒業。89年、神戸文学賞受賞作の『夢食い魚のブルー・グッドバイ』(新潮社)で文壇デビュー。2008年、『お家さん』(新潮社)で第25回織田作之助賞を受賞。執筆のかたわら、テレビやラジオにもコメンテーター、パーソナリティーとして出演中。大阪芸術大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)