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日本冷戦史 1945−1956

講談社学術文庫 2671

出版社名 講談社
出版年月 2021年6月
ISBNコード 978-4-06-523978-0
4-06-523978-8
税込価格 1,441円
頁数・縦 375P 15cm

商品内容

要旨

冷戦を単なる米ソ対立ではなく連合国諸国間の齟齬として捉えたとき、新たな歴史像が立ち上がる。日本こそが冷戦の戦場だったのだ。旧大日本帝国領、東欧、そして核という多元的利害の下に米ソ中英が絡む国際対立は、日本国内では日本共産党という対抗集団を巡る政治過程として凝縮していく。旧ソ連史料等で冷戦の実像を描く話題作、全面増補改訂。

目次

序章
第1章 日本占領と冷戦の起源
第2章 日本管理、東欧管理、核管理
第3章 冷戦のなかの日本(一九四六‐一九五〇)
第4章 同盟・戦争と講和
第5章 日本共産党とアジア冷戦
第6章 五五年体制―冷戦の再編成
終章

出版社・メーカーコメント

日本こそが冷戦の起点であり、戦場そのものであった! 日本戦後政治史と国際政治史を一貫した視点で活写する話題作、全面増補改訂

著者紹介

下斗米 伸夫 (シモトマイ ノブオ)  
1948年札幌市生まれ。東京大学法学部卒業、同大学院法学政治学研究科修士課程修了、同大学院法学政治学研究科博士課程修了。法学博士。専門は、ロシア・CIS政治、ソ連政治史。成蹊大学教授を経て、法政大学名誉教授。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)