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黄金風景

シリーズ日本語の醍醐味 9

出版社名 烏有書林
出版年月 2021年6月
ISBNコード 978-4-904596-12-8
4-904596-12-9
税込価格 2,640円
頁数・縦 350P 20cm

商品内容

要旨

何度も自殺未遂を繰り返した太宰は、底抜けに人を愛する、限りなく優しい男だった。心温まる話とめくるめく言語マジック。愛とユーモアに満ちた清新な作品集。

著者紹介

太宰 治 (ダザイ オサム)  
1909年、青森県生まれ。本名津島修治。東京帝大仏文科に在学中、酒場の女性と鎌倉の海岸で心中を図り、一人生き残る。また、左翼思想に共鳴して非合法活動に加わり、大学を中退。1935年、「逆行」が第1回芥川賞候補となるが落選。腹膜炎治療時の鎮痛剤パビナールの中毒となって不眠・幻聴に悩み、東京武蔵野病院に1カ月入院する。1939年、井伏鱒二の媒酌で石原美知子と結婚。戦後は「斜陽」などの作品で流行作家となり、坂口安吾、織田作之助らとともに新戯作派、無頼派と称される。1948年、愛人の山崎富栄と玉川上水で入水自殺を遂げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)