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「戦後憲法学」の群像

出版社名 弘文堂
出版年月 2021年6月
ISBNコード 978-4-335-35818-0
4-335-35818-0
税込価格 3,960円
頁数・縦 360P 20cm

商品内容

要旨

「憲法学者」とは何だったか、これから何であり得るか。その出自において「戦後」性と切り離せない日本国憲法と、その担い手となった憲法学者たち。しばしば「抵抗」の物語として理解―あるいは誤解―されてきた「学知」の忘れられし多様さを、歴史的かつ多角的に描き出す。

目次

「戦後憲法学」とは何か
第1部 「戦後憲法学」の形成(「戦後憲法学」の誕生―「啓蒙」と「抵抗」
日本国憲法の「定着」をめぐって―憲法調査会と憲法問題研究会
「戦後憲法学」の多様化―戦後日本における「保守」憲法学の展開)
第2部 「戦後憲法学」の担い手(「東大学派」の系譜―法と政治の間で
「京大学派」の系譜―理論と実践の交錯
「理論憲法学」の再興―樋口陽一と立憲主義の復権)
第3部 「戦後憲法学」の舞台(「戦後憲法学」と平和主義―九条という「主戦場」
「戦後憲法学」の死角―沖縄、マイノリティ、アジア)
これからの憲法学を考えるために

著者紹介

鈴木 敦 (スズキ アツシ)  
北海道大学大学院法学研究科准教授
出口 雄一 (デグチ ユウイチ)  
桐蔭横浜大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)