時間の日本史 日本人はいかに「時」を創ってきたのか
出版社名 | 小学館 |
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出版年月 | 2021年8月 |
ISBNコード |
978-4-09-388818-9
(4-09-388818-3) |
税込価格 | 2,860円 |
頁数・縦 | 225P 22cm |
商品内容
要旨 |
誰もが経験しつつ、あまりにも日常にあるために深く考えたことがない「時」。日本独自の時の概念の変遷と、時を刻む時計の歴史について、宇宙物理・天文学、人文社会学、工学の各方面から読み解く。 |
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目次 |
第1章 日本の時・時計のはじまり(佐々木勝浩)(非機械時計―日時計、水時計、火時計―|日本の時刻制度|日本の暦|機械時計―和時計製作の始まりと終焉― |
出版社・メーカーコメント
日本人はいかに「時」を創ってきたのか 日本においてめざましく進歩した「時間」について、その歩みを人々の暮らしや産業と関連づけながら時代順にまとめた、日本初の「時間の歴史書」。 古来、人々は太陽や月の動き、季節の移り変わりで時の流れを感じていたが、いつからどのようにして時間を認識し、全国共通の時間を意識するようになったのか?また、日本を世界有数の時計生産国までに押し上げた時計産業が成し遂げたこととは?そして、原子時計や時間学など最新研究の現状は? 幅広い側面を持つ「時間」の歴史を、日本を代表する各専門家が リレー形式でつなぐ。1章・飛鳥〜改暦までの時計製造と時代背景(国立科学博物館名誉研究員・佐々木勝浩)2章・改暦〜大正・時間に対する大きな意識変化(明石市立天文科学館館長・井上 毅)3章・昭和〜令和・時計生産大国への道(時計専門誌『クロノス日本版』編集長・広田雅将)4章・時間計測の最新研究(情報通信研究機構主席研究員・細川瑞彦)5章・天文学&時間学から俯瞰する時間(山口大学時間学研究所所長・藤沢健太) 【編集担当からのおすすめ情報】 世界で最も時間に正確であると言われる日本人はどうして生まれたのか?その疑問を「時間の歴史」が紐解いてくれます。歴史愛好家から時計マニア、時計業界に携わる人々だけでなく、同じ時間の中で生きるすべての人々に向けて、各分野の専門家が執筆。体系的に時間の歴史を書き残した貴重な一冊です。