帆神 北前船を馳せた男・工楽松右衛門
出版社名 | 新潮社 |
---|---|
出版年月 | 2021年8月 |
ISBNコード |
978-4-10-373717-9
(4-10-373717-4) |
税込価格 | 2,200円 |
頁数・縦 | 446P 20cm |
商品内容
文学賞情報 |
2022年
第16回
舟橋聖一文学賞受賞 |
---|---|
要旨 |
播州高砂の漁師から身を起こし、大胆不敵な船乗りとして名を揚げた松右衛門。兵庫津を振り出しに瀬戸内を巡り、日本海に入って越後・出雲崎から果ては箱館まで、北前船を駆る海商にのし上がる。やがて千石船の弱点だった帆の改良に自ら取り組み、苦難の末に画期的な「松右衛門帆」を完成させて、江戸海運に一大革命をもたらすことに。あの高田屋嘉兵衛が憧れた伝説のシーマン、ここに甦る―。 |
出版社・メーカーコメント
播州高砂の漁師から身を起こし、豪胆な船乗りとして名を揚げ、時代を先取りする海商となった松右衛門。やがて千石船の弱点だった帆の改良に自ら取り組み、苦難の末に画期的な「松右衛門帆」を完成させて、江戸海運に一大革命をもたらすこととなる。あの高田屋嘉兵衛が憧れた、知られざる快男児を活写する長編歴史小説。