宇宙はなぜ物質でできているのか 素粒子の謎とKEKの挑戦
集英社新書 1088
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2021年10月 |
ISBNコード |
978-4-08-721188-7
(4-08-721188-6) |
税込価格 | 858円 |
頁数・縦 | 189P 18cm |
商品内容
要旨 |
宇宙が星や銀河、われわれ人間などの「物質」でできているのは、最初期にほんの少しだけ「反物質」より「物質」のほうが多かったからである。もし物質と反物質の量が同じだったら、両者は対消滅してしまい、宇宙はからっぽの空間になっただろう…。問題のカギを握るCP対称性の破れの物理モデルを提唱した小林・益川理論の正しさを実験的に示し、この理論にノーベル物理学賞をもたらしたのが、本書の主役であるKEK(高エネルギー加速器研究機構)だ。各時代を支えた研究者たちが、驚きに満ちた実験の最前線と未解決の謎を解説する。 |
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目次 |
はじめに(小林誠) |
出版社・メーカーコメント
「消えた反物質の謎」のカギを握る小林・益川理論。ノーベル賞をもたらした研究者たちが、実験の最前線と未解決の謎を解説する。