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デジタル化時代の「人間の条件」 ディストピアをいかに回避するか?

筑摩選書 0222

出版社名 筑摩書房
出版年月 2021年11月
ISBNコード 978-4-480-01741-3
4-480-01741-0
税込価格 1,760円
頁数・縦 254P 19cm

商品内容

要旨

スマートフォンの爆発的な普及、GoogleやFacebookといった巨大プラットフォーム企業の台頭など、デジタル化の流れは止まらない。このデジタル化は、経済や情報、法や平等、働き方や余暇にいかなる影響を与えるのか?どのような恩恵が期待でき、いかにすれば、よりよき社会が可能なのか?社会科学の論理と倫理の視点を組み合わせ、ハンナ・アレントの思想を参照しながら、この問いを深めてゆく。デジタル化時代の「人間の条件」とは何かを、四人の社会科学者が討議を重ね、人間のあり方の本質から探究した渾身の書!

目次

はじめに―デジタル化していく社会のなかで
第1章 デジタル化する世界を生きる
第2章 デジタル化と経済
第3章 デジタル化と法制度
第4章 デジタル化と不平等
第5章 デジタル化と余暇
第6章 デジタル化時代の倫理
巻末補足「日々の暮らしの価値観・行動に関するオンライン調査」の概要

出版社・メーカーコメント

巨大プラットフォーム企業からSNSまでデジタル化が社会を大きく変えようとしている。デジタル化時代の「人間の条件」を多角的・原理的に探究した画期的な書!

著者紹介

加藤 晋 (カトウ ススム)  
1981年生まれ。東京大学社会科学研究所准教授。厚生経済学、公共経済学、平等論を専攻
伊藤 亜聖 (イトウ アセイ)  
1984年生まれ。東京大学社会科学研究所准教授。中国経済論を専攻
石田 賢示 (イシダ ケンジ)  
1985年生まれ。東京大学社会科学研究所准教授。社会階層論、経済社会学を専攻
飯田 高 (イイダ タカシ)  
1976年生まれ。東京大学社会科学研究所教授。法社会学、法と経済学を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)