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カンルーバン収容所最悪の戦場残置部隊ルソン戦記

光人社NF文庫 や1243

出版社名 潮書房光人新社
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-7698-3243-0
4-7698-3243-5
税込価格 913円
頁数・縦 281P 16cm

商品内容

要旨

フィリピン―10万人の虜囚体験。「生キテ虜囚ノ辱シメヲ受ケズ」との戦陣訓に縛られた日本軍将兵は、戦い敗れた後、復員の日まで、望郷の思いの中にいていかなる日々を過ごしたのか。

目次

第1部 収容所への道(陸軍航空の一大転機
航空情報網を確立せよ
第四航空軍司令官脱出す
部隊長の八月十五日)
第2部 虜囚の日々(敗者の宿命に耐えつつ
戦陣訓がうんだ同胞相剋
戦犯容疑者たちの憂鬱
PW悲喜こもごもの歳月
望郷と焦燥の時をへて)
第3部 マニラ燃ゆ(渦まく陸軍と海軍の思惑
戦局を左右したゲリラ
成算のない空しき奔走
瓦礫と化した美しき街)

出版社・メーカーコメント

フィリピン──10万人の虜囚体験。「生キテ虜囚ノ辱シメヲ受ケズ」との戦陣訓に縛られた日本軍将兵は、戦い敗れた後、復員の日まで、望郷の思いの中にいていかなる日々を過ごしたのか。

著者紹介

山中 明 (ヤマナカ アキラ)  
大正5年、広島市生まれ。昭和11年4月、陸士入校(52期/航空)。卒業後、航空通信乙種学生をへて2航空情報隊付、航空通信学校教官、12航空教育隊中隊長、1航空情報連隊中隊長を歴任。17年11月末、4航空情報隊中隊長。18年9月より翌年9月まで4航軍勤務。19年9月、2航空通信団部員。同10月、10航空情報連隊付高級将校。20年1月、中北部ルソン航空情報隊長。同3月、台湾移動を命じられ5月末までツゲガラオ、アバリに待機。同6月、在アバリ地区航空部隊残留者を統合、部隊長となる。終戦時陸軍少佐。21年6月、復員。戦後は商社員としてマニラに駐在し、55年まで貿易に従事。その後も日比親善につとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)