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ソ連を崩壊させた男、エリツィン 帝国崩壊からロシア再生への激動史

出版社名 作品社
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-86182-880-5
4-86182-880-5
税込価格 2,860円
頁数・縦 318P 19cm

商品内容

要旨

1991年8月、モスクワで発生したクーデターに立ち向かい、戦車の上で集まった民衆に拳を突き上げてみせるエリツィン。ゴルバチョフ大統領が主導した「ペレストロイカ」に反対するソ連共産党の守旧派がクーデターを起こしたが、エリツィンを中心とした民衆の抵抗によって挫折した。これによって共産党の信頼は失墜し解散に至り、1991年12月26日、ついにソ連は崩壊し、エリツィンを大統領とするロシア連邦が誕生した…。1999年、プーチンを後継者に指名し、エリツィンは大統領を辞任した。

目次

第1部 ソ連からロシアへ―軛からの解放(ペレストロイカとエリツィン・ロシア
主権国家ロシアの台頭からソ連崩壊へ)
第2部 ロシアの再生―対立と争闘(エリツィンと新生ロシア
1993年=憲法改革をめぐる対決
民営化で台頭した寡頭支配の闇
1996年大統領選挙の危機)
第3部 ポスト・エリツィン―後継者の模索(“寡頭支配の鉄則”?
プリマコフの挑戦
プーチン・フー?―後継者として急浮上
プーチン時代の始まり)

著者紹介

下斗米 伸夫 (シモトマイ ノブオ)  
1948年、札幌市生まれ、法政大学名誉教授、神奈川大学特別招聘教授。東京大学大学院法学政治学研究科修了(法学博士)、朝日新聞客員論説委員(1999‐2002年)、日本国際政治学会理事長(2002‐04年)、日露賢人会議成員(2004‐06年)、バルダイクラブ成員(2007年‐)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)