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独身者の思想史 ロック・ヒューム・ベンサム

増補版

出版社名 新曜社
出版年月 2022年2月
ISBNコード 978-4-7885-1753-0
4-7885-1753-1
税込価格 3,300円
頁数・縦 262P 20cm
シリーズ名 独身者の思想史

商品内容

要旨

「近代」を準備したロック、ヒューム、ベンサムなどの社会理論の背後にはホモ・エロティクスの感情がうごめいていた。彼らの思想を「独身者」の系譜のなかで捉え直し、ベンサムの同性愛擁護論などの禁断の書を掘り起こす。思想史に新しい風景をきり拓いた画期的著作の大幅増補版。

目次

第1部 二人の独身者たち―ロックとヒューム(近代の起源―独身者ロックのタブラ・ラサ
独身者の熱烈な友情
ジェイムズ・ビーティーによるヒュームへの注釈―幸福な独身者と不幸な妻帯者
レイノルズのアトリエから)
第2部 ベンサム(ベンサム・ロマン主義・ミル
ベンサムの同性愛論への注釈―ホックニーとベンサム
独身者の仮面劇―チャールズ・オグデンの言語理論)

著者紹介

土屋 恵一郎 (ツチヤ ケイイチロウ)  
1946年生まれ。明治大学法学部卒業、同大学院法学研究科博士課程単位取得退学。明治大学法学部教授、明治大学学長を経て、同大学名誉教授、千葉工業大学特別教授。専門は法哲学。法学者、演劇評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)