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合成生物学 人が多様な生物を生み出す未来

ニュートン新書

出版社名 ニュートンプレス
出版年月 2022年4月
ISBNコード 978-4-315-52537-3
4-315-52537-5
税込価格 1,100円
頁数・縦 227P 18cm

商品内容

要旨

合成生物学は成長著しい科学技術の分野です。環境問題やエネルギー問題、再生医療などで幅広く活用できると期待されており、新たな産業革命をもたらすとまでいわれています。本書は、合成生物学の基本から、「環境問題」「医療」「工学」などへの応用、文化に与える影響など、さまざまなテーマで合成生物学を解説。合成生物学の要点と可能性をコンパクトにまとめています。合成生物学によって何が可能となり、そして、未来はどのように変わっていくのか。世界で最も注目されている分野の全容がわかる1冊です。

目次

第1章 解析生物学から合成生物学への道
第2章 合成生物学の現場
第3章 合成生物学と環境問題
第4章 合成生物学と医療
第5章 工学のための合生成物学
第6章 基礎研究のための合成生物学
第7章 生命をつくりだす
第8章 文化的影響

著者紹介

デイヴィス,ジェイミー・A. (デイヴィス,ジェイミーA.)   Davies,Jamie A.
エジンバラ大学実験解剖学教授。ケンブリッジ大学で発生神経生物学博士号を取得。『人体はこうしてつくられる ひとつの細胞から始まったわたしたち』(紀伊国屋書店)、『Mechanisms of Morphogenesis;second edition』(Academic Press)など複数の著書があり、ヒトや高等動物の身体をつくり維持する細胞機構に関する200以上の研究論文がある。生物学会フェロー、王立医学協会フェロー、高等教育アカデミー主席フェロー、電気電子学会会員
藤原 慶 (フジワラ ケイ)  
慶應義塾大学理工学部生命情報学科准教授(2022年4月より)。東京大学農学部生命化学専修を経て、東京大学新領域創成科学研究科メディカルゲノム専攻にて博士(生命科学)。専門は合成生物学(特に「生命をつくり出す研究」)と細胞内反応の生物物理
徳永 美恵 (トクナガ ミエ)  
翻訳家。全国英語通訳案内士。西日本を中心に訪日外国人ツアーを実施するほか、英語ウェブサイトの翻訳を行う。国際協力機構(JICA)研修監理員、日本国際協力センター(JICE)コーディネーターとして、東南アジア、中央アジア、アフリカ諸国等、発展途上国から来日する研修員、大学院留学生の支援を担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)