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あしたから出版社

ちくま文庫 し56−1

出版社名 筑摩書房
出版年月 2022年6月
ISBNコード 978-4-480-43822-5
4-480-43822-X
税込価格 990円
頁数・縦 327P 15cm

商品内容

要旨

本当は就職をしたかった。でも、できなかった。33歳のぼくは、大切な人たちのために、一編の詩を本にすること、出版社を始めることを決心した―。心がこもった良書を刊行しつづける「ひとり出版社」夏葉社の始まりから、青春の悩める日々、編集・装丁・書店営業の裏話、忘れがたい人や出来事といったエピソードまで。生き方、仕事、文学をめぐる心打つエッセイ。

目次

1 ひとりで出版社をはじめる(従兄が死んだ
室戸
仕事を探す日々
Iのこと
人生は真っ暗だ ほか)
2 よろこびとかなしみの日々(『冬の本』のよろこび。その一
『冬の本』のよろこび。その二
出版社をたたみたい
町の本屋さんが好き
古本が好き ほか)
文庫版書き下ろし 四五歳のぼく

出版社・メーカーコメント

青春の悩める日々、創業への道のり、編集・装丁・営業の裏話、忘れがたい人たち……「ひとり出版社」を営む著者による心打つエッセイ。解説 頭木弘樹

著者紹介

島田 潤一郎 (シマダ ジュンイチロウ)  
1976年高知県生まれ、東京育ち。日本大学商学部会計学科卒業。大学卒業後、アルバイトや派遣社員をしながら小説家を目指していたが、方向転換。2009年9月に出版社・夏葉社を東京の吉祥寺で創業した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)