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怪談散華 実話奇彩

竹書房怪談文庫 HO−570

出版社名 竹書房
出版年月 2022年9月
ISBNコード 978-4-8019-3236-4
4-8019-3236-3
税込価格 748円
頁数・縦 223P 15cm

商品内容

要旨

駅で発券中に感じた強烈な視線。視線の主は旅行先で待っているはずの…「件の剥製」、便座で突如感じた肛門の違和感。見るとオレンジ色の毛束が刺さっていて…「オレンジの髪」、初恋の彼氏を事故で亡くしたホステス。店の同僚も目撃した怪現象とは…「散らない華」、飛び降り自殺が出たマンション。そこから始まる不気味な死の連鎖…「ギリギリ」、親戚中が同時に見た亡き祖母の夢。握手をするように手を差し伸べてくるのだが…「厭な話 二編」、空襲で多くの犠牲が出た地域に立つ病院。深夜に出る黒い看護師の正体は…「黒看・赤看」ほか、異色トリオが綴る禍々しくも神々しい極彩色の恐怖譚!

目次

ちょきん(高田公太)
件の剥製(蛙坂須美)
夜蜘蛛(蛙坂須美)
安アパートの怪人達(高田公太)
ここに決めた(卯ちり)
先住者 二編(蛙坂須美)
眩暈(高田公太)
「ファ」の日(卯ちり)
ハミング(卯ちり)
オレンジの髪(卯ちり)〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

「目が合ったんです。飛び降りる前の男と…」一〇〇九室の前で起きた投身自殺。死の連鎖はその後、意外な法則で――「ギリギリ」より 異色トリオの最凶化学反応。百花繚乱の実話怪談! 駅で発券中に感じた強烈な視線。視線の主は旅行先で待っているはずの…「件の剥製」便座で突如感じた肛門の違和感。見るとオレンジ色の毛束が刺さっていて…「オレンジの髪」ショッピングセンターで見た犬の死体。その後、見えない何かの気配が近くに…「犬の死骸」一人暮らしの家で起きた冷蔵庫荒らし。ビデオカメラに映っていたのは謎の大蛇…「密室」初恋の彼氏を事故で亡くしたホステス。店の同僚も目撃した怪現象とは…「散らない華」飛び降り自殺が出たマンション。そこから始まる不気味な死の連鎖…「ギリギリ」親戚中が同時に見た亡き祖母の夢。握手をするように手を差し伸べてくるのだが…「厭な話 二編」空襲で多くの犠牲者が出た地域に立つ病院。深夜に出る黒い看護師の正体は…「黒看・赤看」 ほか、異色トリオが綴る禍々しくも神々しい極彩色の恐怖譚!

著者紹介

高田 公太 (タカダ コウタ)  
青森県弘前市出身。実話怪談「恐怖箱」シリーズの執筆メンバーで、元・新聞記者
卯ちり (ウチリ)  
秋田県出身。2019年より実話怪談の蒐集を開始し、執筆と怪談語りの双方で活動
蛙坂 須美 (アサカ スミ)  
Webを中心に実話怪談を発表し続け、共著作『瞬殺怪談鬼幽』でデビュー。国内外の文学に精通し、文芸誌への寄稿など枠にとらわれない活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)